その18
『2025入試問題あれこれ』
「受験生への嫌がらせ問題」とは、ここで何度も書いている表現ですが、今年は理科以外は、比較的取り組みやすい問題ばかりでした。道コン事務局の見立てでは、昨年より合計で20点程度得点しやすかったとのことですが、私も昨年は合計341点、今年は359点で18点ほど今年の方が易しかったという結論です。
今年の予想点数です。設問ごとに、「平易、普通、少し難、絶対無理」の四段階評価をし、「平易」と「普通」の点数を足してみました。つまり、限られた時間の中で解答できる平均値みたいなものです。旭川の上位3校を受験する生徒を念頭に置いてです。もちろん私の予想よりも点数が上回っている生徒さんもいることでしょう。
国語 74点、数学77点、社会 63点、理科66点、英語79点 / 合計359点
ちなみに道コン事務局による合格予想最低点(ランク-5科合計点)
旭川東(1.22倍) A-331、B-340、C-343
旭川北(1.08倍) A-194、B-226、C-273
旭川西(1.20倍) A-210、B-242、C-266
今年のような入試問題であれば、理科(大問4と5の一部)以外は、あと国語もくだらない設問(形式)があったけど、まぁまぁかな。。。道教委さんも北方領土問題は嫌気がさしたようで、今年はさらにやる気のない設問で笑ってしまいました。
以上、受験生に冷たい道教委の入試問題を毎年批判していますが、マトモな入試問題講評は道コンのサイトでご覧下さいね。
〈2025. 3.12〉